k200D レンズ:PENTAX FA28-105mm F3.2-4.5
我が家の庭にニホンスイセンが咲いている。K200Dでの初の野外撮影。
今日は、千住真理子のバイオリン・リサイタルに行って来た。千住真理子のコンサートを聴くのはこれで4回目。我が夫婦は大ファンだ。今回は10曲。だれでも一度は聞いたことがある名曲を演奏した。中でも、〆の一曲ツィゴイネルワイゼンは、千住真理子を好きになったきっかけとなった、名演奏である。数年前に、最初に千住真理子を聞いたときに、その時の〆の演奏がツィゴイネルワイゼンであった。そのたぐいまれなる千住真理子のテクニックに感動した。それ以来ファンとなって、彼女のコンサートが近くにあるときには必ず行くことにしている。
彼女の演奏するバイオリンはもちろんストラディバリウス。しかも最高傑作の内の一つに数えられる名器「デュランティ」。彼女はコンサートの合間に必ずストラディバリウスの話をします。「今日は、ホールを早くから湿度調節していただきこの楽器に最適な状態にしていただいています。」と話します。今日は、少し違いました。この日は外はものすごい風が吹き荒れていました。ホールも乾燥状態でした。「今日は、すごく乾燥しています。ストラディバリウスの演奏には最適な状態です。舞台の床板にも響きが伝わるようです。」と。
千住真理子は、演奏の時にマイクを使いません。バイオリン一本でホールの全体に響き渡らせるのです。他のバイオリニストは、マイクを使ってバイオリンの音をホールに伝えるのが多いのです。千住真理子のバイオリンを聞くときには、拡声器を通さないストラディバリウスの響きを直接聞くことができるのです。
さて、一曲一曲聞き覚えのある素晴らしい演奏が続きます。いよいよ最後の曲ツィゴイネルワイゼンです。速いテンポから始まり中間の静かなところから急に再び速いテンポで演奏が進みます。すごいテクニックです。これが千住真理子を聞く醍醐味です。今日も最高の演奏で締まりました。
昨日(2009.2.6)は、テレビで「隠し剣鬼の爪」があった。山田洋次監督の藤沢修平原作の作品は、三作ある。すなわち、「たそがれ清兵衛」「隠し剣鬼の爪」「武士の一分」だ。この三作は皆好きなので、当然一部始終を見た。
三作とも、幕末の海坂藩を舞台にして、主人公は下級藩士となっている。三作とも実は主人公は剣の達人で、果たし合いをするはめになる。
さて、隠し剣鬼の爪の場合主人公の相手の女性は女中のきえという役柄だ。配役が松たかこなのだが、きえが嫁いだ先で寝込んでやつれているところを、主人公の片桐が助けに行く。やつれて寝ているはずのきえなのだが、松たかこではどうにしてもやつれて見えない。
主人公の片桐は最後に隠し剣鬼の爪で悪家老をしとめる。
なお、三作は以下のとおり
「たそがれ清兵衛」 2002年 真田広之、宮沢りえ
「隠し剣鬼の爪」 2004年 永瀬正敏、松たかこ
「武士の一分」2006年 木村拓哉、壇れい
どれが一番秀作かと言われれば、間違いなく一作めの「たそがれ清兵衛」だ。
昨年(2008年)にたまたま静岡県川根本町を訪れた際に、武士の一分の果たし合いの場面に使われたロケ地を訪れることができた。その場所はくわのき親水公園キャンプ場に隣接した河原であった。次の写真である。
docomo SO903i
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