五色ヶ原
五色ヶ原
【日程】平成23年8月7日~8日
【山域】北アルプス
【コース】7日 室堂(9:00)-浄土山(11:00)-獅子岳(13:15)-五色ヶ原(14:40)
8日 五色ヶ原(5:25)-獅子岳-竜王岳(9:40)-一ノ越(10:40)-雷鳥沢(12:15)-室堂(13:35)
かねてより泊まってみたかった五色ヶ原に行った。
扇沢に着いたのは7時頃だったが、道下の市営駐車場に車を停めたが余裕はあった。
始発のトロリーバスは7時半だが、切符の購入などで並んで始発のトロリーバスに乗れた。
トロリーバス、ケーブルカー、ロープウエイ、トロリーバスと乗り継ぎ室堂に到着する。まあまあの天気だ。
早速歩き出す。一ノ越しコースと浄土山コースは決めていなかったが、空いていそうな浄土山コースに決定。
ミヤマキンバイ
チングルマ
イワイチョウ
ウサギギク
クモマニガナ
ミヤマアキノキリンソウ
早速、ミヤマキンバイなどの高山植物が現れる。写真を撮りながらゆっくり登って行く。
ヨツバシオガマ
イワカガミ
ハクサンボウフウ
イワカガミ
オオツガザクラ
コバイケイソウ
分岐がありまっすぐ行くと展望台になる。急ぐ必要もないのでまずは展望台に向かう。
五色ヶ原が見渡せるところが展望台になっている。大勢休んでいる。
バイケイソウ
ダイモンジソウ
タテヤマリンドウ
一度分岐にもどり浄土山に向けて登って行く。ここが本日の最大の急斜面である。ゆっくり登って行く。
浄土山に着いた。頂上は少し左の高地のようだが、右にも高いところがあるので順路のよい右に行く。ここで昼食休憩とする。
イワツメクサ
ミヤマコウゾリナ
イワギキョウ
タカネヤハズハハコ
ハクサンフウロ
ミソガワソウ
ミヤマホツツジ
アオノツガザクラ
ウメバチソウ
少し行くと一ノ越との分岐に至る。そこより下って行く。龍王山を左に見てどんどん下る。途中ハクサンフウロの群落を通る。このあたりより少し降ってくる。傘でしのいでいるとまたやんで日が出てくる。
一度下りきるとトラバースし登る。獅子岳に到着する。ここまで降ったりやんだりが3回くらいある。
ハクサンフウロ
ミヤマトリカブト
イワオトギリ
シナノキンバイ
エゾシオガマ
ミヤマダイコンソウ
ハクサンイチゲ
獅子岳で休憩の後でザラ峠に向けて下って行く。また降ってくるが、今度こそ本式のようだ。ザックカバーを付けて、カッパを出して傘の中で慎重に着る。
すると大降りになってきた。ザラ峠はそのまま通り過ぎ、登りにかかる。どんどん登って行き五色ヶ原に到着。木道を伝って行くと五色ヶ原山荘に着いた。
山荘でカッパを脱いでチェックイン。カッパは乾燥室に掛ける。性能のよい乾燥室で時期に乾いた。
部屋は6人部屋を割り当てられたがとりあえず一人だ。ビールを買って談話室に行って見たが、ただの部屋でいまいち。部屋に戻りビールを飲む。
そのうち部屋の人数が増えてきた。最終的に5人になった。定員内で楽だった。
4時半から男子の入浴時間になる。早速入浴に行く。7人くらい同時に入れる大きな風呂だった。石けんで洗えないので、つかるだけなので、回転は速い。10分くらいで出た。
夕食を済ませてから外に散歩に行こうと思って靴を履いて玄関を出るとちょうど降ってきた。あきらめて部屋に戻る。
部屋の人と少し話をして、就寝する。
よく寝ることが出来た。3時頃目が覚めてトイレに行ったり、iphneで電子書籍を読んだりして過ごす。
5時から朝食だが電気はなかなかつかない。直前について用意する。
朝食を食べたらもう皆出かけるので、自分も出発することにする。
五色ヶ原をぐるっと回ることにする。木道を伝って天場の方に行って見る。すると曇っていた空が明るくなり日が見えた。ちょうど天場にあたりよい景色だ。
ハクサンイチゲ
予想どうりハクサンイチゲの群落があった。
アオノツガザクラ
ハクサンコザクラ
天場を過ぎると道は左に曲がる。湿原になっている所ではハクサンコザクラも見られた。
ウサギギク
エゾシオガマ
少し登り小屋跡があった。五色ヶ原ヒュッテの跡だ。
道は合流し昨日通った道をザラ峠に向けて下って行く。
昨日は休めなかったザラ峠で一休み。
ミヤマホツツジ
獅子岳の登りが本日一の登りとなる。花の写真を撮りながらゆっくり登る。
オタカラコウ
ヤマハハコ
ミヤマキンポウゲ
獅子岳で休み、次の龍王岳に向かう
タテヤマアザミ
コバイケイソウ
イワベンケイ
ガスが出てきたら雷鳥が2匹出てくる。一匹は頭が赤い。つがいだろう。
竜王岳分岐に到着する。
ミヤマゼンコ
今度は登って行くことにする。昨日同じ部屋の人が100高山だと言っていたから。頂上で昼食とする。
一ノ越分岐に至る。ここからは一ノ越に向けて下って行く。なぜならば一ノ越-五色ヶ原間を歩くと、長大な北アルプスがつながるからだ。
タカネツメクサ
チシマギキョウ
ミネウスユキソウ
一ノ越は多くの観光客が登ってきている。そこで室堂に直接行くのでなく、雷鳥沢に下ることにする。
モミジカラマツ
クルマユリ
ハクサンボウフウ
チングルマ
イワカガミ
すると、こちらは高山植物が大変多く、写真に納めることが出来た。
雷鳥沢から室堂に登り返す。ここで雨が降ってくる。
傘でしのぎ、みくりがいけ温泉に着いた。ここで温泉に入る。
室堂まで歩き、アルペンルートを通って扇沢に下山した。
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