上諏訪温泉片倉館(平成21年11月7日)
【日程】2009年11月07日
電車の旅をした。
信州ワンデーパスを使うために、長野自動車道で佐久まで行く。
車は、佐久平駅の浅間口の駅前の有料駐車場に入れる。
8時29分発小海線に乗る。小海あたりから周辺の紅葉が良くなり、電車は川上村に向けて急勾配を登って行く。川上村に着くと今度は西に方向を変えて野辺山に向けて再度急勾配を登って行く。
登り切ると野辺山の平坦地に出て俄然スピードアップする。右後方に目を向けると紅葉したカラマツ林の先に男山が見える景色がすばらしい。
今度は、正面に主峰赤岳を中心とした八ヶ岳連峰が広がる。ほどなく、JR最高点の野辺山に到着する。なお、ここからは下りになる。
清里から甲斐小泉にかけての紅葉もよい。
そうこうするうち、電車は大きく左に向きを変えると、右の車窓からは南アルプスの甲斐駒岳が見えるようになる。
さて、小淵沢に到着。連絡よく8分待ちで10時35分中央線に乗り換える。中央線の眺めもなかなか良い。駅ごとに登山者が下りてゆく。入笠山などがあるのだ。茅野からは八ヶ岳に向かうバスが出ている。学生の頃茅野で中央線を降りてバスで八ヶ岳に向かったもんだ。
11時7分目的地の上諏訪で下車。駅は北側にしか出口がない。北側に出て自由通路で南側に移る。
とりあえず、ワカサギを買いに行く。以前訪れたときに、買ったあたりを思い出しながら行くと、「えびす屋」という店があった。確かこの店だということでワカサギを買うことにした。
諏訪湖の湖畔に行ってみる。天気に誘われて大勢の観光客が繰り出している。
今度は、日帰り温泉の片倉館に向かう。途中「ぬのはん」という旅館の前を通る。前に来たときにはここに泊まったのだ。
片倉館は入口の脇の銀杏等の黄葉がきれいだ。古風な建物の片倉館に入る。料金を払い、風呂に向かう。ローマ風呂のような天井の高い大きな部屋で、浴槽は大きな長方形で深さは1mくらいある。底には小石が敷き詰めてあり、歩くと心地よい。浴槽の縁は2段の段々になっているのでそこに座ることができる。
洗い場にあるおけといすが透明なプラスチックで他には見られないものだ。
風呂を出ると二階の休憩室でくつろぎ、食事も済ませることにした。
休憩室のベランダから見る風景
さて、駅に戻ると再び13時49分中央線に乗る。今度は長野行きだ。松本からは篠ノ井線となる直通電車で、始発が上諏訪なのが良い。
電車は篠ノ井線になると、紅葉の良い山の中に入って行く。最高点を過ぎると下の方に町が見渡せる展望の好い場所に飛び出る。姥捨駅は引き込み線になっているので、駅から出るときには一度バックしてから再び前進して先に進んで行く。
篠ノ井でしなの鉄道に乗り換える。ホームはJR線と同じなので一度改札を出てからキップを買ってこなければならない。ホームに出たところで時間があるので外に出てみると、町の通りでお祭りをやっていた。子供達がよさこい風の踊りをやっていた。
15時52分しなの鉄道に乗る。電車はそこそこに混んでいた。
上田で乗り換える。16時31分長野新幹線。佐久平までの一駅を10分くらいで駆け抜けると、振り出しの佐久平に戻ってきた。車に乗り換えて、長野自動車道で一路我が家に向かった。
【経費】(2名分)
高速道路料金 550円×2 =1,100円
駐車場 800円
信州ワンデーパス 2,500円×2=5,000円
しなの鉄道 560円×2 =1,120円
新幹線特急券 840円×2 =1,680円
片倉館(温泉) 500円×2 =1,000円
計 10,700円
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