東谷山
【日程】平成22年2月21日
【山域】上越国境
【山名】東谷山
【コース】二居(9:00)-林道終点(9:25)-分岐(10:00)-東谷山(12:15-12:45)-二居(14:05)
【天候】晴れ
朝、山小屋を出発するときには曇っていたが、登山口の二居に向かうにしたがって晴れ間が見えてくる。
車は宿場の湯に停める。除雪の進んだ林道を歩いて行くと最後の回転場所は広く除雪されている。ここからシールを付けての登行となる。
大パーティが通ったと思われるしっかりしたトレースがある。おかげで楽に進むことができる。やや勾配が出てきたところで、分岐に分かれる。右に行けば地王堂川を登って行くコースで日白山の南の鞍部を目指すことになる。予定ではこの方面に登る予定であった。
しかし、トレースは左に向かっている。そこで予定を変更してトレースについて行くことにした。トレースはスギの造林地の中に付けられた作業道をジグザグに登って行く。
スギ林を抜けると開けたところに出るが、立木がなぎ倒されている。雪崩が通ったあとのようだ。休んだ後に雪崩が通ったあとを横断して対岸の斜面に取り付く。
ここは明らかに道のある所を登っている。作業道が相当上まで伸びているのだ。トレースに従って上へ上へと登って行く。
最後は作業道から離れて尾根を東谷山に登って行く。 東谷山にあと少しの所で、上から10人以上の山スキーのパーティが滑ってきた。このパーティのトレースだった。この作業道の存在を知っているのは地元の人たちか。東谷山にスキーで登る最短ルートだと思う。
東谷山の頂上に到着する。なるほどすばらしい眺めだ。平標山と松手山、苗場の筍山、苗場山などのパノラマが広がる。
頂上に雪洞が掘ってある。昨日泊まったパーティがいるのだ。その人たちは日白山からちょうど下りてくるところで、しばらくするとこちらに戻ってきた。女性を含むパーティであった。
また、下からも3人登ってきた。その人たちは少し先の東谷山でも最高点と思われる場所まで進んだ。
目的地の日白山はまだだいぶ先に見える。ここでもすばらしい景色を見られたので、今日はここまでとして下ることにする。
下山路は先ほどのスキーのパーティが下りていった方角を目指す。ところが少し下りると北側の沢に下りていることがわかった。そちらに下りると車がだいぶ遠くなってしまうので、トレースを追うのは断念する。
GPSで方角を確かめて二居スキー場に向かう尾根を下りることにする。上部は疎林の快適なツリーランであった。
その先はやせ尾根で滑るのがやっとであった。中段までおりて尾根を滑るのを断念して南斜面に下りることにする。
急斜面を斜滑降キックターンで高度を下げると沢地形に出る。そこからはふつうに滑り降りてスギ林に到達する。
スギ林の中は緩斜面だが良く滑る。林道に出たので林道沿いに滑って行き、宿場の湯の近くまで滑って行くことができた。
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