隠し剣鬼の爪
昨日(2009.2.6)は、テレビで「隠し剣鬼の爪」があった。山田洋次監督の藤沢修平原作の作品は、三作ある。すなわち、「たそがれ清兵衛」「隠し剣鬼の爪」「武士の一分」だ。この三作は皆好きなので、当然一部始終を見た。
三作とも、幕末の海坂藩を舞台にして、主人公は下級藩士となっている。三作とも実は主人公は剣の達人で、果たし合いをするはめになる。
さて、隠し剣鬼の爪の場合主人公の相手の女性は女中のきえという役柄だ。配役が松たかこなのだが、きえが嫁いだ先で寝込んでやつれているところを、主人公の片桐が助けに行く。やつれて寝ているはずのきえなのだが、松たかこではどうにしてもやつれて見えない。
主人公の片桐は最後に隠し剣鬼の爪で悪家老をしとめる。
なお、三作は以下のとおり
「たそがれ清兵衛」 2002年 真田広之、宮沢りえ
「隠し剣鬼の爪」 2004年 永瀬正敏、松たかこ
「武士の一分」2006年 木村拓哉、壇れい
どれが一番秀作かと言われれば、間違いなく一作めの「たそがれ清兵衛」だ。
昨年(2008年)にたまたま静岡県川根本町を訪れた際に、武士の一分の果たし合いの場面に使われたロケ地を訪れることができた。その場所はくわのき親水公園キャンプ場に隣接した河原であった。次の写真である。
docomo SO903i
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