« 2011年7月 | メイン | 2011年9月 »

2011-08-20

五色ヶ原

  五色ヶ原

【日程】平成23年8月7日~8日
【山域】北アルプス
【コース】7日 室堂(9:00)-浄土山(11:00)-獅子岳(13:15)-五色ヶ原(14:40)
8日 五色ヶ原(5:25)-獅子岳-竜王岳(9:40)-一ノ越(10:40)-雷鳥沢(12:15)-室堂(13:35)

Gosikigahara

 かねてより泊まってみたかった五色ヶ原に行った。
 扇沢に着いたのは7時頃だったが、道下の市営駐車場に車を停めたが余裕はあった。

Imgp5823

 始発のトロリーバスは7時半だが、切符の購入などで並んで始発のトロリーバスに乗れた。
 トロリーバス、ケーブルカー、ロープウエイ、トロリーバスと乗り継ぎ室堂に到着する。まあまあの天気だ。

Imgp5834

 早速歩き出す。一ノ越しコースと浄土山コースは決めていなかったが、空いていそうな浄土山コースに決定。

Imgp5842

ミヤマキンバイ

Imgp5845

チングルマ

Imgp5852

イワイチョウ

Imgp5864

ウサギギク

Imgp5866

クモマニガナ

Imgp5876

ミヤマアキノキリンソウ

Imgp5883

 早速、ミヤマキンバイなどの高山植物が現れる。写真を撮りながらゆっくり登って行く。

Imgp5884

ヨツバシオガマ

Imgp5886

イワカガミ

Imgp5895

ハクサンボウフウ

Imgp5896

イワカガミ

Imgp5899

オオツガザクラ

Imgp5909

コバイケイソウ

Imgp5910

 分岐がありまっすぐ行くと展望台になる。急ぐ必要もないのでまずは展望台に向かう。
 五色ヶ原が見渡せるところが展望台になっている。大勢休んでいる。

Imgp5918

バイケイソウ

Imgp5925

ダイモンジソウ

Imgp5941

タテヤマリンドウ

Imgp5942

 一度分岐にもどり浄土山に向けて登って行く。ここが本日の最大の急斜面である。ゆっくり登って行く。
 浄土山に着いた。頂上は少し左の高地のようだが、右にも高いところがあるので順路のよい右に行く。ここで昼食休憩とする。

Imgp5949

イワツメクサ

Imgp5951

ミヤマコウゾリナ

Imgp5954

イワギキョウ

Imgp5964

タカネヤハズハハコ

Imgp5986

ハクサンフウロ

Imgp5996

ミソガワソウ

Imgp6001

ミヤマホツツジ

Imgp6007

アオノツガザクラ

Imgp6011

ウメバチソウ

 少し行くと一ノ越との分岐に至る。そこより下って行く。龍王山を左に見てどんどん下る。途中ハクサンフウロの群落を通る。このあたりより少し降ってくる。傘でしのいでいるとまたやんで日が出てくる。
 一度下りきるとトラバースし登る。獅子岳に到着する。ここまで降ったりやんだりが3回くらいある。

Imgp6017

ハクサンフウロ

Imgp6020

ミヤマトリカブト

Imgp6022

イワオトギリ

Imgp6030

シナノキンバイ

Imgp6032

エゾシオガマ

Imgp6034

ミヤマダイコンソウ

Imgp6040

ハクサンイチゲ

 獅子岳で休憩の後でザラ峠に向けて下って行く。また降ってくるが、今度こそ本式のようだ。ザックカバーを付けて、カッパを出して傘の中で慎重に着る。
 すると大降りになってきた。ザラ峠はそのまま通り過ぎ、登りにかかる。どんどん登って行き五色ヶ原に到着。木道を伝って行くと五色ヶ原山荘に着いた。
 山荘でカッパを脱いでチェックイン。カッパは乾燥室に掛ける。性能のよい乾燥室で時期に乾いた。
 部屋は6人部屋を割り当てられたがとりあえず一人だ。ビールを買って談話室に行って見たが、ただの部屋でいまいち。部屋に戻りビールを飲む。
 そのうち部屋の人数が増えてきた。最終的に5人になった。定員内で楽だった。
 4時半から男子の入浴時間になる。早速入浴に行く。7人くらい同時に入れる大きな風呂だった。石けんで洗えないので、つかるだけなので、回転は速い。10分くらいで出た。
 夕食を済ませてから外に散歩に行こうと思って靴を履いて玄関を出るとちょうど降ってきた。あきらめて部屋に戻る。
 部屋の人と少し話をして、就寝する。

 よく寝ることが出来た。3時頃目が覚めてトイレに行ったり、iphneで電子書籍を読んだりして過ごす。
 5時から朝食だが電気はなかなかつかない。直前について用意する。
 朝食を食べたらもう皆出かけるので、自分も出発することにする。

Imgp6059

 五色ヶ原をぐるっと回ることにする。木道を伝って天場の方に行って見る。すると曇っていた空が明るくなり日が見えた。ちょうど天場にあたりよい景色だ。

Imgp6065

ハクサンイチゲ

 予想どうりハクサンイチゲの群落があった。

Imgp6075

Imgp6082

Imgp6089

Imgp6096

アオノツガザクラ

Imgp6100

ハクサンコザクラ

 天場を過ぎると道は左に曲がる。湿原になっている所ではハクサンコザクラも見られた。

Imgp6110

ウサギギク

Imgp6112

エゾシオガマ

 少し登り小屋跡があった。五色ヶ原ヒュッテの跡だ。
 道は合流し昨日通った道をザラ峠に向けて下って行く。
 昨日は休めなかったザラ峠で一休み。

Imgp6124

ミヤマホツツジ

Imgp6132

 獅子岳の登りが本日一の登りとなる。花の写真を撮りながらゆっくり登る。

Imgp6133_2

オタカラコウ

Imgp6138

ヤマハハコ

Imgp6150

ミヤマキンポウゲ

Imgp6154

 獅子岳で休み、次の龍王岳に向かう

Imgp6160

タテヤマアザミ

Imgp6165

コバイケイソウ

Imgp6190

イワベンケイ

Imgp6193

Imgp6197

 ガスが出てきたら雷鳥が2匹出てくる。一匹は頭が赤い。つがいだろう。
  竜王岳分岐に到着する。

Imgp6199

ミヤマゼンコ

Imgp6203

 今度は登って行くことにする。昨日同じ部屋の人が100高山だと言っていたから。頂上で昼食とする。

 一ノ越分岐に至る。ここからは一ノ越に向けて下って行く。なぜならば一ノ越-五色ヶ原間を歩くと、長大な北アルプスがつながるからだ。

Imgp6213

タカネツメクサ

Imgp6215

チシマギキョウ

Imgp6226

ミネウスユキソウ

Imgp6230

 一ノ越は多くの観光客が登ってきている。そこで室堂に直接行くのでなく、雷鳥沢に下ることにする。

Imgp6240

モミジカラマツ

Imgp6247

クルマユリ

Imgp6249

Imgp6250

ハクサンボウフウ

Imgp6263

チングルマ

Imgp6266

イワカガミ

Imgp6271

 すると、こちらは高山植物が大変多く、写真に納めることが出来た。
 雷鳥沢から室堂に登り返す。ここで雨が降ってくる。
 傘でしのぎ、みくりがいけ温泉に着いた。ここで温泉に入る。
 室堂まで歩き、アルペンルートを通って扇沢に下山した。

根子岳

根子岳

【日時】平成23年8月5日
【山域】菅平高原
【コース】峰の原(8:25)-根子岳(10;35-11:00)-峰の原(12:50)

Nekodake

 ほんとは北アルプス方面の高山に高山植物の写真を撮りに行きたかったのだが、翌週に五色ヶ原山行を控えているので、無理をせず足慣らし程度の箇所を選んだ。
 群馬県は天候が悪く二度上峠を越える頃は雨さえ降っていた。しかし、鳥居峠を越えて長野県に入ると天気予報どおり晴れ間が広がる。
 菅平を過ぎて峰の原に入ると、青空であった。峰の原の道沿いの駐車場に車を停めてペンション村をぬけて登山口に入る。

Imgp5728

 登山道は牧場の柵の外側を歩く。牧場の反対側はゴルフ場でたびたびゴルファーの声が近くに聞こえる。

Imgp5729

 根子岳に登るのにこのコースが好きだ。ダボスから登ると、牧場の中を通るので牛の糞がたびたび見られるのがいやなのである。

Imgp5734

クガイソウ

Imgp5745

ノハラアザミ

Imgp5749

ハクサンフウロ

 牧場の柵に沿って登って行くとついに牧場の柵はなくなり斜面傾斜はきつくなって行く。すると、草原にいろいろな花が見られるようになる。一眼レフを持ってきたので、花の写真を撮りながら登って行く。

Imgp5762

 振り返ると菅平高原が眼下に広がる。

Imgp5767

オオバギボウシ

Imgp5771_2

ハクサンオミナエシ

Imgp5791

 だいぶ高度があがったようだ。

Imgp5793 

マルバダケブキ

Imgp5794

 途中一回休み頂上に到達する。2組くらい休んでいる。そういえば頂上まで誰にも会わなかったな。頂上は群馬県側が曇りなので展望はきかない。四阿山さえ見えないのだ。菅平側は展望良好。
 翌週の五色ヶ原山行の予行なのでコンロを持ってきた。お湯を沸かしてラーメンを造って食べる。
 先行のパーティはいつの間にか出発していた。四阿に向かったようだ。こちらも下山に移ることにする。来た道を戻る。

Imgp5804

ヤナギラン

Imgp5808

マツムシソウ

Imgp5812

イブキジャコウソウ

 下から幼稚園児のパーティが登ってきた。その数約30人くらい。引率の大人も数人いたがよく連れて来るものだと感心する。雨にならなければよいが。
 来た道をのんびり下り、登りと同じくらい時間がかかった。
 車で渋沢温泉に行ったがやっていなかった。改修中のようだ。そこで帰りのルート中の倉渕のはまゆう山荘による。高崎市民は割引で350円。風呂にいってみると誰もいなかった。照明さえもついていなかった。風呂場に照明を付けて入る。結局最後まで一人。
 車がものすごく汚れた。どうやらキャベツ畑街道を通ったときに黒い土埃で汚れたようだ。さすがにこれではまずいので家に帰って洗車した。

フォトアルバム

ブログ村

Powered by Six Apart

高山植物(緑色系)