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2010-12-26

天狗岳

【日程】平成22年11月14日
【メンバー】若、石、中、多、田
【山域】八ヶ岳
【山名】ニュウ、東天狗岳
【コース】稲子湯登山口(6:30)-ニュウ(9:10)-中山峠(10:40)-東天狗岳(11:15-11:45)-本沢温泉(12:50)-しらびそ小屋(14:00)-稲子湯登山口(15:00)
【天候】曇り

Tengudake

 久しぶりに5名という大人数の山行となった。出発地点は稲子湯の上部林道脇の登山道だ。
 車道に進まずにすぐに右のシャクナゲ尾根の登山道に入る。途中1箇所林道に合わさり、林道を歩いて再び登山道に入る。この頃より林内にシャクナゲの木が多く見られるようになる。

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 最近降ったと見られる雪が出てくる。すると雪の上に5本指の裸足の足跡が見られる。熊の足跡だ。数時間前の通ったようだ。そこで熊よけの笛を吹きながら進む。
 白駒池からの分岐からは登山靴の足跡が多くなり、そちらから来る登山者は多いようだ。熊の恐怖から解放される。

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 北八ヶ岳特有の苔に覆われた樹林帯をぬけてゆくと、急に開ける。ニュウに到着したのだ。岩山を登りニュウの岩峰の頂上に立つ。眺めはよいが天気が曇りなのでいまいち。主稜線は少し雪に覆われている。
 山ガールが一人登って来る。挨拶を交わして頂上を後にする。樹林帯の中を進んでゆく。登山道の左は切れ落ちているようだ。同行の内2名は速いのでその後を追って中山峠へ。

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 峠の手前の眺めのよい場所で休んでいた。東に切り立った崖の上で眺めはよい。下に見える樹林帯の中程に小さな山小屋が見える。しらびそ小屋だ。
 寒くなるので早々に歩き出す。すぐに中山峠を越えて東天狗岳の登りに係る。数パーティとすれ違う。アイゼンを付けている人もいたようだ。

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 相変わらず2名は速く、どんどん登っていってしまう。それを追って東天狗岳の頂上に至る。岩陰で休んでいた。コンロを出してお湯を沸かそうとするが、火力が弱くなかなか沸かない。

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 昼を済ませて反対側に向かって下ってゆく。最初の鞍部に道標があり本沢温泉に下る道がある。
 尾根から下りたとたんに全く風が無くなる。しかし道が細い。やっと登山道だ。
 すぐに樹林帯に入ると道は格段によくなる。すごい下りでどんどん標高が下がる。本沢温泉の屋根が見えて到着。

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 T字路を右に行けば5分で露天風呂だがそちらはやめておく。左に折れて小屋の建物に囲まれたベンチで一休み。
 車道を下ってゆくと太い木が皮をむかれている。鋭い爪痕が見られ、熊はぎだと知れる。

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 再び登山道に入り一尾根超えてしらびそ小屋へ。小屋はみどり池の端に建っている。小屋の方からみどり池を隔てて正面には東天狗岳の切り立った斜面が見上げられる。
 小屋からは森林軌道の残されている道を下る。急な勾配で急カーブを下るところが至る所に見うけられ、よくこれで鉄道が通ったと感心する。森林鉄道の技術に関心する。

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 最後は林道におり、ゲートを越えると出発地点の駐車場へ帰り着く。車ですぐ下の稲子湯に行く。鉄分の多いよい温泉であった。600円

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